【これ知らずに暗記しているの??】暗記をするうえで必ず知っておくべきこと
こんにちは!!kansukeです!
皆さん!なかなか暗記ができなくて悩んだことはありませんか?
おそらく多くの人が悩んだことがあると思います。僕も悩みました!
そして自分って勉強向いてないな~って落ち込んでしまうんですよね。笑
でも、それは才能がないからではないですよ、
暗記のメカニズムを理解していないからです!
つまり暗記のメカニズムを理解すると暗記の効率が上がりかなり楽に覚えられるようになります。
実際に僕もメカニズムを理解してから暗記の効率が格段に良くなりました!
この理解がなければ第一志望に合格できていなかったですね。笑
それくらい重要な内容なので「暗記が苦手で困っている」「成績が上がらなくて困っている」「逆転合格したい!」なんて人は必ず見ていってください!
一緒に成績爆上げしましょう!
では早速いきます!
目次
1.脳・記憶の仕組みについて
皆さんは脳の仕組みについて理解していますか?
理解していないとしたらそれは大問題ですよ!
例えば新しい電化製品を買ったとしたら多くの人は説明書を読んで仕組みを理解してから使いますよね?
じゃないと怖いしおそらく能力を最大限に活かせないですよね?
脳も一緒です!
脳もまずは仕組みを理解してから使わないと機能をフルパワーで使うことはできません。
勉強を始める前にまず脳の勉強から始めましょう!
1-1.記憶の種類
記憶は大きく分けると「短期記憶」と「長期記憶」の2種類があります。
1-1-1.短期記憶
「短期記憶」とは名前の通り保持期間が数十秒程度の記憶で、一度に保持される情報の容量の大きさにも限界があるためすぐに忘れてしまうという特徴があります。
具体例としては他人の住所なんかは短期記憶です。覚えようとしても割とすぐに忘れてしまいますよね?
1-1-2.長期記憶
「長期記憶」とはこちらも名前の通り保持期間が長く数分から一生にわたって保持される記憶で、一度に保持される情報の容量の大きさには制限がないという特徴があります。
具体的には自分の家の住所なんかは長期記憶です、忘れるわけないですよね笑
そしてどんな知識も最初は短期記憶として記憶され、何かをきっかけにこの長期記憶に移ります。
つまり私たちは知識を長期記憶にすることを目標としなければいけないのです。
では次に脳の構造について説明していきます。
1-2.脳の構造
1-2-1.大脳皮質
大脳皮質には100億以上の神経細胞が集まっていて、
部位的には前頭葉・頭頂葉・後頭葉・側頭葉などに区分され様々な機能を持っています。
その機能のうち代表的なものとして”記憶の貯蔵”があり、
勉強した知識は長期記憶としてこの大脳皮質(厳密には側頭葉)に貯められていくことになります!
つまりこの大脳皮質にどれだけの知識を長期記憶として詰め込めるかが勝負になるようですね。
しかし全ての勉強内容が長期記憶として大脳皮質に貯蔵されていくわけではありません!
長期記憶の紹介のところでも言ったように、
どんな知識もまずは短期記憶として別の場所に貯蔵されていきます。
そしてその貯蔵される場所、短期記憶から長期記憶に置き換える役割を担っている場所が次に述べる海馬というところです!
1-2-2.海馬
海馬とは大脳皮質側頭葉(耳の後ろあたり)の奥深くにあるタツノオトシゴのような形をしたものです。
海馬は新たな知識を長期記憶として記憶するべきかどうかをジャッジして記憶を仕分ける役割を担っています。
そしてこの海馬が「この知識は長期記憶にするべきだ!!」と判断したものだけが大脳皮質に送られ貯蔵されていきます。
つまり知識をこの海馬様に合格をもらって長期記憶として大脳皮質に送ってもらう必要があるのですね!
でもどうやったら海馬様に合格がもらえるのか?
気になりますよね、それをこれから説明していきます!
ここからが特に重要なので集中してくださいね!
1-3.記憶のメカニズム
1-3-1.海馬の判断基準
ここまでの説明で海馬の仕分けを通過した内容のみが大脳皮質に長期記憶として貯蔵されていくことが分かりました。
では海馬は何を基準に仕分けているのでしょうか。
それはその内容が”生きていくのに不可欠かどうか”です!
例えば、「火を触ったらやけどをする」とか「刃物を触ったら手が切れる」などの知識は生きていくのに不可欠ですよね。このような知識がなければすぐに死んでしまいます。笑
そしてこのような知識は忘れることはありません。つまり大脳皮質に長期記憶として記憶されているのですね!
このように海馬がこの知識は生きていくためには絶対に必要だ!と思えばその知識は長期記憶として大脳皮質に貯蔵されていくことになります。
しかし考えてみてください。勉強の内容って生きていくのに不可欠ですかね?笑
確かに知識はあったほうがいいですが残念ながら不可欠ではないですよね。
つまり普通に覚えていてはこの海馬様にせっかく覚えた勉強内容をゴミ箱に仕分けられてしまうのです!!
なんてもったいない、、、!
これがなかなか暗記できない原因の一つです!
ではどうすればいいのでしょうか。
それは、、、海馬を騙すのです!
うまく騙して海馬にこの知識は生きていくために不可欠だと思わせるのです!
そして海馬を騙すために必要な要素はこの2つ。
「見る頻度」と「インパクトの強さ」です!
1-3-2.見る頻度をあげよう
見る頻度が上がれば海馬はこの知識は生きていくのに必要だと判断するようになります。
例えば、家までの帰り道なんかは絶対に忘れることはないですよね。
別に家までの帰り道は覚えなくても死ぬことはないですが、毎日見ることによって海馬がこの知識は生きていくのに不可欠なものだと勘違いしているのですね!
ただここで言いたいのは何度も同じ内容を勉強して暗記しなさいということではなく、その内容を勉強しようとしなくても勝手に目に映るようにし無意識に見てしまう環境を作りなさいということを言いたいのです!
目標は効率のいい暗記です。100万回見ればその内容は覚えられる、これは当たり前です。
しかし時間は有限です!なので家までの帰り道を覚えようとしなくても自然に覚えてしまっているように勉強も自然に覚えてしまうような環境を作ればかなり暗記のための時間も労力も削減することができます!
例えば毎日行くトイレの壁にプリントを張っておくとトイレをしに行くだけでそのプリントが嫌でも目に入ります。
すると自然とその内容を見る頻度があがり海馬が「この内容は生きていくのに不可欠だ!」と勘違いするようになります。
このような環境を作ってほしいのです!
頑張って工夫してください、工夫次第で暗記の効率はガラッと変わります。
また、僕が実際に行っていた独自の工夫は長くなるのでまた別の記事で書こうと思います!
1-3-3.インパクトを強めよう
インパクトが強い情報も海馬は生きていくのに必要なものだと判断するようになります。
例えば、プロポーズの言葉なんて基本的に一生に一度しか聞くことはないですよね、それでも多くの人はその言葉を覚えています。
それはインパクトが強いために海馬が生きていくのに必要だと勘違いしているのですね!
これも工夫の仕方はたくさんあります。
語呂合わせなんかはインパクトを強める方法のうちの一つですね!
僕は適当に一発ギャグを作って覚えたりもしていました。笑
とにかく方法はなんでもいいのでインパクトを強めてください、それだけで定着率はグンと上がります!
2.まとめ
効率よく暗記をするには次の二つのことが大切になってきます。
①見る頻度を上げる
②インパクトを強める
この2点を意識して勉強法を改善すればかなり暗記の効率は上がります!
また僕が実践していた教科別の具体的な勉強法は他の記事で紹介したいと思いますのでそちらの方も読んでいただけたらなと思います!
では頑張って一緒に成績 ”爆上げ!” していきましょう!